【 第11回琵琶温習会 ー演奏会への意識改革ー 】中尾史祐

  晴天の下、第11回全国一水会東京東支部の温習会を開いた。平成19年10月に「東京東支部」を立ち上げて11年。早いものだ。
今年は、子供さんの運動会やイベントで出演者が少なかった。

  今回から東京東支部は、副支部長の佐々木凛水さんを中心に各会員が役割分担表に基づき演奏会を進めていった。
役割分担表に基づき朝礼を行なうだけで、会の雰囲気はがらりと変わった。「自分たちでこの演奏会を動かすんだ」という連帯感が生まれ、緊張感のある会に生まれ変わった。

「朝礼と役割分担表」これだけの簡単な“儀式”が、私たちの意識や会場のムードまで変えてしまうとは。
  後日、古澤先生にそのことをお話しすると、その気持ちが今後の琵琶を学ぶ姿勢、琵琶を披露する時の姿勢にも反映してくるとのこと。
琵琶奏者は演奏技術だけを学べばよいのではない、ということなのですね。

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            曲  目          演 奏 者  
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     「 敦  盛 」      中尾   史祐
     「 龍 ノ 口 」      金子   史和
     「 川 中 島 」      波平   史紀
     「 城    山 」      奥     正水
     「 白 虎 隊 」      古川    美水
     「 井伊大老 」      佐々木  凛水
     「 羽    衣 」      樋渡    蓬水
     「 (掛合)勧進帳 」     古澤    史水
                            奥     正水